リノベーションでまずは取り掛かるのが、解体工事。解体工事が終わると新設の配管や新しくなる壁や天井を作っていきますが、その際に壁や天井の「下地」となる石膏ボードというボードを張って壁の下地を作っていきます。

この石膏ボードには、規格サイズというものがあって一般的によく使われているのが900mm×1800mm。その次に多いのが、900mm×2400mm。工事現場でよく大工さんたちが「サブロク」や「サンパチ」と言います。サブロクは、3尺×6尺のことで「900×1800」のことを表します。一方「サンパチ」は、3尺×8尺のことを言います

よく大工さんたちは、寸法を「尺(しゃく)」で言っていることが多く、1尺は約303mmを表しているので900mm×1800mmだと一尺の3倍と6倍になり「サブロク」と呼んでいます。

一般的な部屋の天井高さは、2400mmが多いので「サブロク」の石膏ボードだと1枚では天井まで足らないので、2枚使うことになります。2枚必要という事は継ぎ目が出来るという事ですが、継ぎ目はしっかりとパテ処理などされるのでクロスなどの仕上げ材を張っても目立たなくなります。

パテ処理などするのであれば、サンパチを張れば継ぎ目も出なくて綺麗じゃないの?と思うと思います。サンパチはサブロクに比べて搬入の際に取り回しがしにくく、またサブロクの方が流通もよくしているので手に入れやすいなどといった理由のため、比較的サブロクの材料をよく使っています。

さてクロスなどの仕上げ材で隠れる場合は「サブロク」でもいいのですが、木の板を壁に貼る場合や有孔ボードなどを天井いっぱいに張る場合などは、継ぎ目が出ない「サンパチ」の方が良いのですが上記の理由から「サブロク」を使う場合もあります。その場合、継ぎ目が出来てしまうので出来るだけ床の方に継ぎ目が出来る様に張るのが良い方法です。

サブロクで張った場合


サンパチで張った場合

何気なく工事現場で大工さんたちが言っている言葉も意味を知るとけっこうおもしろいです。今回は建築用語のひとつ「サブロク」「サンパチ」についてでした。

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