マンションリノベーションでの最初の工事と言えば、元々ある間取りや壁や天井などを

こわしていき、何もない状態にする「解体工事」という工事から始まります。

解体工事と言っても、それに携わる工事関係者によっては金額が高くなったりする場合も

あります。またそもそも「解体工事」とはどんな工事なんでしょうか?今回は

解体工事について解説していき、また解体工事時に見るべきポイントを見ていきたいと

思います。

そもそも解体工事とはどんな工事でしょうか


解体工事とは、元々の壁や天井、キッチンやお風呂など使っていた物を壊し

一旦コンクリートだけの状態に戻すことを「解体工事」または「スケルトン」といいます。


上の画像の様にコンクリートだけの状態になるまで天井や壁を解体していきます。

解体工事には、専門の解体だけを扱う「解体屋さん」と大工さんなどの職人さんなどが

併用して解体に携わる場合があります。大きなマンションなどを解体する時は

専門の解体屋さんが解体しなくてはいけないように法律で決められています。

マンションリノベーションでは、専門の「解体屋さん」が解体をするという事は

あまりなく、大工さんや他の職人さんが併用で解体作業をする場合が多い傾向に

なっています。その理由として、解体に掛かるコスト面が、専門の解体屋さんだと

解体を専門としている為、少し割高になる傾向があります。

解体屋さんと大工さんなどによる解体の違いは??

コスト面での違いの他に解体屋さんと大工さんなどにより併用の解体とでは

何処が違うのかを見ていきたいと思います。

壊す作業自体は同じですが、解体屋さんの場合、解体を専門としている為

持っている道具も専門の道具を持っています。その為全てが解体されるまでの

掛かる日数が比較的短い日数で解体が終わります。一方大工さんなどによる

解体の場合、解体自体を専門としていない為、手持ちのバールなどを使って

解体していきます。その為解体屋さんに比べて、1回の解体作業に掛かる時間が

長くなる為、すべての解体が終わるのに多少時間がかかってしまいます。

解体時に見るべきポイントとは??

解体作業が進むにつれて、いままで隠れて見えなかった壁や天井裏、水回りの配管など

が目で見て確認できるようになってきます。解体時に抑えておきたいポイントを

見ていきたいと思います。

◎壁や天井・梁などの構造躯体(骨組)に大きな割れなどがないか

今まで壁や天井によって隠れていた、建物の構造を支えるコンクリート部分が見えてきます

このコンクリート部分に大きな割れやヒビが入っていないかを確認し、もしヒビや割れが

有る場合は、専門家の方に相談し修繕が必要な場合は管理組合と相談し修繕方法や

修繕に掛かる費用などについて取り決めをするようにしましょう。

◎元々の水回りの配管の確認


元々の水回りの配管も確認できるようになってきます。この時に配管周りのコンクリート

部分が湿っていたり水で濡れていないかを確認しましょう。もし水で濡れていたり

コンクリート部分が湿っていたりすると、水漏れが起こっていたという証拠ですので

工事を行う施工業者さんなどに、配管関係は新しくなるのかどうかの確認もしましょう。

◎解体後にプラン通りのリノベーションが出来るのか?を確認しましょう


マンションリフォームでは、解体前に間取りや部屋の大きさなどのプランが決まってきます

その為解体前までは、プラン通りのリノベーションが出来るだろうという事で

工事が始まって行きます。しかしいざ解体してみると、壁や天井で隠れていた部分に

柱などが出てきたという事が多々あります。その為当初のプラン通りにリノベーションが

出来ないという事もあります。そうならない為に、解体工事が全て終わった段階で

プランを考えた方や工事関係者にプラン通りにリノベーションできるか確認しましょう

またもしプラン通りにできない場合は、何故できないのかを説明してもらい

どのように変更するのが良いのかなどを相談するようにしましょう。

解体工事で今後のリノベーションの方向が左右されます

解体工事は、今まで隠れていた骨組みの状態を確認できる唯一の工事になります

この時にコンクリートの割れやひびといった建物の状態をチェックできる機会です

この機会を逃すと、壁や天井などが出来てきコンクリートの部分は隠れて見えなく

なってしまうので、解体工事が終わるころに建物の状態をチェックするようにしましょう

また当初予定していたプラン通りにリノベーションが出来ない場合もありますので

プラン通りに工事できるのかどうかも、解体時(スケルトン)に工事関係者や

設計者さんに確認する事もリノベーションでの大事なポイントになってきます

解体時に見るべきポイントをしっかり押さえる事で、水漏れや構造体(骨組み)の

不具合も事前に把握でき、対策も立てやすい工事段階ですので解体時には

しっかりチェックするようにしましょう。