マンションの各部屋へのドアは、一般的に開きドアが主流になっています。

しかしマンションの様な限られたスペースの場合、果たしてそれは有効なのでしょうか?

ドアには、開きドアの他に引戸というドアもあります。開きドアと引戸どちらが

良いのかそれぞれ比べてみました。

開きドアが多い訳

まずは何故開きドアが多いのか?ですが、引戸に比べて開きドアだと引きしろを

考えなくてよいという所だと思います。引戸の場合だとドアを横に引くので

その分のスペースが必要になるからだと思います。また近年の建物のほとんどが

開きドアという事も関係している要素だと思います。

開きドアのメリット・デメリット

開きドアのメリットは、防音性と気密性です。確かに開きドアは引戸に比べて

防音性と気密性に優れていますが、逆にこのメリットがマンションでは

デメリットになってきます。その理由は、マンションは戸建て住宅に比べて

気密性に優れている為、風通しがあまり良くないです。ただでさえ気密性が

良いマンションに気密性の良い開きドアを使うと空気の流れが出来ず、

カビや結露などを引き起こす原因にもなります。またマンションは

玄関からLDKに掛けて廊下を通って入る構造の為、開きドアだととても邪魔になります

引戸のメリット・デメリット

引戸のメリットは、やはり引戸を開け放しにでき風を部屋全体に送れるという事です

これは特にマンションの様な気密性の高い建物では、有効でカビ対策や空気の循環

には開きドアより断然優れています。しかしデメリットとして気密性が劣るという事。

またよく言われる床にレールが有るため、ごみがたまりやすいという事です。

確かに気密性は劣るのですが、開きドアのように開いた時に人の通行の邪魔にはなりません。

また床のレール問題ですが、上吊(上だけで吊る方法)とすることで解決できます

バリアフリーの観点から

バリアフリーの観点から見てみたいと思います。昔のドアは上下左右に枠という物が

ありましたので床とドアに段差が存在していましたが、今のドアは建築基準法の改正に

伴い床とドア下端に10cmほどの隙間があります。この為段差が付かない構造に

なっています。また引戸の場合は、レールが床に埋め込まれるタイプになっています。

その他にもドアの上だけで吊る事ができる引戸もあるため、バリアフリーの観点では

どちらも配慮されたドアになっているという事が言えると思います。

まとめ

どちらのドアにもそれぞれメリット・デメリットがありますがマンションの様な

気密性に優れた建物では、開きドアを使う事はかえってデメリットになったりもします

ただでさえ気密性が良い構造の為、カビや結露が発生しやすいマンションに気密性の良い

開きドアを使う事は、かえって不具合を発生させる原因にもなってしまいます。

また引戸にはドアを引くスペースと若干の隙間ができる。というデメリットもあります。

換気を優先するのか?それとも気密性を重視するのか?などによって開きドアが良いのか

引戸が良いのかを念頭に置きながら、リフォームに臨みましょう。

リノベーションでどちらのドアが良いのか?を更に詳しくご説明しています。

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