【中古物件選びの成功のカギは】要望に優先順位をつける事

中古物件選びの極意

中古物件探しを始めた当初は、まだ要望が定まらない方が多いのが現状です。中古物件を選ぶ際、重要視したいポイントって沢山あると思います。「せっかく中古物件で探すのだから、出来るだけ良い物を」と考えるのは当然です。でも術の条件をクリアする物件ってなかなかみつかならいです。そこで如何に良い物件をみつけるのかがポイントになってくると思いますが。そのポイントについて見ていきたいと思います。

迷う前に一度条件を整理してから検討してみよう!

何処を優先するかの選択が重要になる

中古物件選びの際に重要視する所と言えば、エリア・最寄駅・徒歩時間・学区といった外部的部分と築浅・住戸の向き・階数・オートロック・平米数といった内部的部分。

これらすべてを妥協しないとなるといくら中古物件といっても希望物件がなかなか出てこないし、コストも跳ね上がってしまいます。そこで大事になってくるのが、どの要望が最も優先順位が高いのか?を識別する事です。面積は広いけど駅から15分と面積は狭いが駅近の物件なら、どちらをとるか?といった感じで自分の中で選択肢を選ぶ練習をする事です。更に言うとインターネットや物件雑誌を沢山見るよりも、一つの物件の見学にいく事の方が、自分たちが大事にするところが見えてきます。

中古物件の価格を左右する3大要素

中古物件の価格を左右する3大要素は、駅からの距離・部屋の広さ・築年数です。これらすべてを取り入れると、新築並みの価格になってしまいリノベーションのメリットがほとんどなくなってしまいます・・・

価格が高い物件は良いのが当たり前で、この3大要素のうち一つもしくは二つを妥協すると選択肢が、ぐっと広がってきます。

3大要素のうちどれを妥協するのが最も良いのか??

マンションは新築から10年ぐらいが最も価格が下がる傾向にあります。築30年以降となると価格の下落が底値になるのが多いです。なので3大要素のうち最も妥協するのが良いのは、「築年数」です。マンションは、便利な所から建っていっているので「古いけど駅近」という物件は多いのが現状。どんどん古くなっていっても駅が近いという所は売り手側にとってもアピールできるポイントなわけです。

全てを叶えるというのではなく妥協ポイントを明確に

希望条件すべてを叶えるとなると、いくら物件数の多い中古マンションといってもほとんど見つかりません。大事なのは捨てれる所を明確にすることです。

その点から考えると「築年数」だと思います。築年数が古い物件で、一番皆さんが気がかりな部分の室内の古さや設備機器の古さ・そして耐震性という所ですが、室内や設備の古さはリノベーションで一新されますし、また耐震性ですが鉄筋コンクリートはメンテナンスをしっかりしていれば60年以上持つと言われています。

このメンテナンスがきっちりされているかどうかを見分けるポイントは、「管理組合もしくは管理人室」に常置されている「修繕履歴書」というのを確認することでそのマンションが、定期的に修繕されているか?というのがわかります。

この修繕履歴書を購入前に、不動産屋さんに見せてもらうようにお願いすることを忘れずに。

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