ここは必見!中古マンション選びで見落としがちな給湯器と分電盤
中古マンションをリノベーション前提で購入する場合、チェックすべき所で今はかなりの情報が知れ渡ってきているので大方解ってきている人が多いと思います。
管理規約や床のチェック、壊せない壁など一定の部分はほとんど方が内覧時にチェックされますが、意外に見落としがちな部分があります。今回はこの「以外に見落としがちな部分」についてご説明してみたいと思います
給湯器・電気の容量チェックしてますか??
リノベーション前提で中古マンションを購入する方のほとんどが、恐らく築年数が20から40年ほどのマンションを購入されているのではないでしょうか。この理由については、物件価格を抑えてリノベーション代に当てたいという事が一番に考えられます。この考え方は、非常に正しい考え方だと思います。しかし古い中古マンションで、もっとも注意して確認しなくてはいけないのが、「給湯器の能力」と「電気の容量」です。
電気容量を改善せずに、リノベーション後に住んでみると直ぐにブレーカーが飛ぶといった具合になる可能性もあります。古いマンションでは、管理規約で30アンペア以上に変更できない場合もあります。その為、必ず分電盤に予備のブレーカーがあるかどうかをチェックしましょう。
一方給湯器は、古いマンションの場合ほとんどが「16号」と言われる給湯器の場合が多いです。給湯器にはそれぞれ号数がありますが、この号数が多いほど1分間に多くお湯を出すことができます。16号であれば、1分間に16リットルしかお湯を出せないといった具合です。この場合、キッチンと浴室で同時使用した場合、かなり制限されてしまいます。その為最低でも「20号」の物に変更するようにしましょう。ただし団地の場合は、16号タイプしかありませんので、団地リノベーションの場合は、16号に変更しましょう。
中古マンションの内覧時に、ほとんど方は管理規約やキッチンなどの水周りなどを重点的にチェックされますが以外に給湯器や分電盤をチェックするのを忘れがちです。この部分をチェックせずにそのまま使ってしまっていると、リノベーション後に住んでみると、ブレーカーがすぐに飛ぶ、お湯の湯量が少ないといった生活に係る部分に影響がでてきます。
中古マンションの内覧時には、忘れずに「給湯器」と「分電盤」もチェックしましょう。また専門家に同行をお願いする方法も一番見落としがない方法だと思いますので、利用してみるのもお勧めです。
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