中古戸建住宅選びはマンションより実は難しいです

中古物件から探してリノベーションをと言う方が増えてきています。特に近年中古マンション

より中古の戸建て住宅を探してリノベーションをされる方が増えてきました。

中古戸建て住宅は、実はマンションよりリノベーションが難しく、更に良い物件かどうかを

見分けるのが難しいという事をご説明していきたいと思います

木造戸建て住宅はかなりの判断が必要

中古の戸建て住宅で一番多く物件があるのは、「木造」と言われる構造の住宅です。

木造が多い理由として、建てる時のコストが比較的安くまた工期も3か月ほどで完成する為

中古戸建て住宅の中で、木造住宅が多いのがその理由です。

しかし木造住宅の中古物件を見分ける判断は、非常に難しい所があります

 

まず知っておきたいのは、「構造」です。木造住宅の構造は、柱・梁・筋違という物で

建物を支えています。柱は一定の間隔で配置され、その柱で梁を支えています。その為

リノベーションを前提とした場合、「取れる柱と取れない柱」が存在してきます。

これにより間取り変更を伴うリノベーションでは、部屋のど真ん中に「柱」が残って

しまうといった事も考えられます。また地震や風に対して、建物を守っているのが

「筋違(すじかい)」と言われる構造材です。これらは、建物の外周辺だけでなく

部屋の中にも配置されています。筋違は、何気なく至る所に入っているのではなく

きちんと構造計算されたのちに、バランスよく配置されている為容易に取る事はできません。

もうひとつの問題「白アリ」

中古の木造戸建て住宅で、もうひとつの問題が、「白アリ」です。白アリは木を好み

特に土台や柱といった、建物の構造上重要な部材を食べてしまいます。

近年は、防蟻処理材がきちんとされていますが、築年数の古い物件は防蟻処理がされていない為

いざ解体してみたら、白アリの被害にあっていたという事も多々あります。

白アリの被害にあっているかどうかは、解体して初めて解る事なので、中古物件の内覧時では

判断しにくい要因のひとつです。

木造戸建て住宅のリノベーションは建築士でも判断が難しい

中古物件市場では、圧倒的に木造の戸建て住宅が多いです。しかし木造住宅は、構造上

大事な柱や筋違などが、リノベーションに大きく影響してきます。

柱や筋違は、きちんと構造計算されて後に適材適所に配置されています。それの柱や筋違を

別の場所に移動するには、建築士としての知識が必要になってきます。単に横から横に

移動したら大丈夫だろう。という事ではなくバランスよく尚且つ安全かどうかも問われます。

中古戸建て住宅なら断然「鉄骨造」を探すべき!

中古戸建て住宅の市場では、数が断然少ない!という所がある鉄骨造ですが

木造と違って、鉄骨造の構造は、外周周りに配置された柱と梁で構成されています。

その為、間取り変更に比較的支障がでないという点がリノベーションでは有利になります。

また、木造住宅での問題のひとつの「白アリ」の害がありません。

柱が木造より大きいというデメリットもあります

木造住宅の柱の大きさは、105mmや120mmといった大きさです。一方鉄骨造は

200mmや250mmといった大きさになるために、部屋にこの柱の形が見えてきます。

これは柱の本数が少なくて済むという鉄骨造の利点の一つなんですが、逆にこの為に

柱の大きさが大きくなってしまい部屋に見えてくるというデメリットになっています

戸建て住宅のリノベーションはマンションよりも難しい

マンションのリノベーションでも構造など判断しなくてはいけない所が多々あります。

それよりもっと判断しなくてはいけない箇所が増えるのが、「中古戸建て住宅」です。

柱や梁・白アリの有無など構造上の問題、更に耐震上の問題など「建築の知識」が

かなり必要になるのが、戸建て住宅リノベーションです。柱一つとっても、邪魔だから

横から横に移動すれば大丈夫だろう。という訳ではなく、元々の建物全体を含めた

構造を考えて設計施工されています。その為安易に柱などを取ったりすることは

倒壊する恐れだって出てきます。

中古戸建て住宅の内覧に行かれる時は、建築の知識のある方に同行をお願いするのが

もっともよい方法です。またリノベーションをお願いする会社さんに「建築士」が

在籍していて、最初から最後までその建築士が担当してもらう事も大事です。

戸建て住宅のリノベーションは、奥が深くそれだけ「建築の知識」が重要になるからです。

 

私たちは、中古マンションのリノベーション・リフォームに特化した一級建築士事務所です

今まで沢山のマンションのリフォームやマンションの設計などに携わってきた経験をもとに

リノベーション・全面リフォームに適した中古マンションの調査のお手伝いをいたします

その他にも内覧時に気づいた点などもご説明しています。このご同行調査をご依頼頂いたからと

いって、必ず私たちで「リノベーション」しなくては、いけないと言う事ではありません。

※また費用等は一切かかりませんし、営業等も致しませんのでご安心下さい

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