知らなきゃ大変な事に!リノベでも法令厳守

リノベの基礎知識(マンション編)

中古物件を購入して自分好みのテイストや間取りに変更するリノベーションをする方が増えてきています。しかし新築と違いリノベーションの工事をするのには、資格は必要なくいってみれば「どんな業者さんでもできる」ということで、法令を無視したリノベーションが近年増えてきています。また新築の様に「第三者機関」によるチェックも必要ないので、本来使ってはいけない材料を使い、大変な事になってしまった。という事例が沢山あります。

そんな中本来その素材は使えないのに、なんの問題もないかのように使われているのが「ガスコンロ前の壁」です。ガスコンロ前もしくは横は、本来「不燃材」と言われる素材で仕上げなくてはいけません。

キッチンパネルやタイルでコンロ前や横の壁が仕上げられているのをご覧になったことがあると思います。この部分は、不燃材でという決まりごとがあるためです。しかしこの決まり事を無視し、木のパネルや塗装などといった仕上げにしているリノベーションを見かけます。

こういった材料を使う事は、「法令違反」となってしまい言ってみれば「違反建築」となります。このような法令を知らないリノベーション業者さんも中にはいます。昨今特にこの部分の法令を知らずにリノベーション後に問題になるケースが増えてきています。

新築に限らずリノベーションでも「法令は厳守」であり、その部分には使えない素材や決められた納まりをしなくてはいけない箇所が沢山あります。しかしすべてのリノベーション業者さんが、「法令」をしっているという考えは間違いです。なかにはこのような最低限の法令も知らない業者さんもいます。

こういった所がリノベーションの怖い所のひとつでもあります。一般の方からみると「うちの業者さんは大丈夫だろう」「あの業者さんは雑誌などにも紹介されているから大丈夫だろう」と思うかもしれませんが、実はまったく法令を知らなかった。という事も多々あります。しかしこれらは、一般の方が悪いのではなくリノベーション業者さんに問題があるんです。

リノベーションでも決められた「建築基準法」を守らなければ後々大変な事になってきます。そうならない為にも業者さん選びは慎重に選ぶようにしましょう。

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