リノベーション前提の中古マンション選びのポイント

マンションリノベーションの勉強

リノベーション前提で中古マンションを購入する際のポイントは、いくつかあります。例えば水回りの位置や築年数がどれくらいなのか?など重要なポイントです。しかし中古マンションを購入しリノベーションする際の最も重要なポイントは、「そのマンションの構造はどうなっているのか?」です。

マンションの様な建物の場合、大きく分けると2つの構造にわかれます。「壁式構造」と「ラーメン構造」と言われる構造です。リノベーションで既存の間取りを新しく一から間取りを変更する場合、それぞれの構造によって大きく間取りの変更方法が変わってきます。まずは壁式構造とラーメン構造という構造を知っていることが大事になってきます。

壁式構造のマンションの特徴

壁式構造(かべしきこうぞう)とは、文字通り「壁」と「梁」で形成された構造方法です。比較的5階ぐらいまでのマンションに多く採用されている構造方法です。この壁式構造かどうかを見分けるポイントは、住戸の四隅に「柱」があるかどうかで見分けれます。柱がなければ、ほぼほぼ「壁式構造」です。また部屋と部屋の間の壁が、他の壁に比べて以上に厚みがある場合も「壁式構造」で建てられている。といってもいいでしょう。

さてこの「壁式構造」という構造方法ですが、リノベーションの際には「かなり制約が出る」という事が言えます。壁式構造は、壁と梁で建物を形成しているため「これらの壁を一切取ることはできない」という欠点が出てきます。その為部屋と部屋を1つの部屋にしたいとなった時に、この壁が部屋と部屋の間にあると1つの部屋にすることは不可能です。

その為既存の間取りから新しく間取り変更する場合、かなりの制約を受けてしまう。という事が言えます。但し決して間取り変更ができないのか?という訳ではなく、構造上重要な「壁」を残しつつ間取りを変更することは多少できます。

ラーメン構造のマンションの特徴

ラーメン構造のマンションは、壁式構造が低層のマンションに多いのに対して中高層のマンションに採用される構造方法です。壁式構造が「壁と梁」で構成される構造方法に対して、ラーメン構造は「柱と梁」で構成されています。ラーメン構造は、部屋の四隅(外周回り」に柱が配置されているために「柱型(はしらがた)」があるかどうかで見分けれます。

壁式構造の様に部屋と部屋の間に重要な壁がない、ラーメン構造のマンションは、リノベーションでの間取り変更の自由度が高いため比較的希望通りのリノベーションがしやすいといった構造です。しかしラーメン構造のマンションでも、デメリットはあり四隅に配置された「柱」が比較的大きいために、部屋内に柱型が出てきてしまうという点があります。

またマンションの下階になればなるほど、「梁」の高さが大きくなるために部屋内に「梁型」という梁の形が見えてくる場合もあります。

壁式構造とラーメン構造どっちがリノベでは良いのか??

リノベーションを前提で中古マンションを購入する際に、壁式構造のマンションとラーメン構造のマンションではどちらがリノベーションに向いているのか?という質問をよく聞きます。一般的には、間取り変更の自由度が高い「ラーメン構造」の方が良いと言われています。しかしこれは単なる間取り変更の自由度が高いという理由だけではなく、中古マンション(新築も含め)市場で、低層階のマンションが圧倒的に少ないという事も関係しています。

またラーメン構造の方が壁式構造より間取り変更を伴うリノベーションに向いているという事であって、決して壁式構造は「リノベーション出来ない」という事ではないです。単に間取り変更の自由度に制限がでてくるというだけで、間取りは大きく変えず内装などに拘りたいというリノベーションを考えている方には、選択肢のひとつとして検討するという方法もあります

中古マンション購入前には「プロ」に見てもらいましょう

中古マンションを購入するときには、壁式構造かラーメン構造かをまずは見分けるのが大事ですがその他にも水回りの位置や分電盤の位置、床の仕上げ方法などチェックするところが沢山あります。めぼしい中古マンションがあれば、建築士などの「プロ」に一度現地を確認してもらうことをお勧めします。また出来るのであれば事前に、そのマンションの図面などを入手しておくのも良い方法です。

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