これからのリノベーションは空調も考える時代!

マンションリノベーションの勉強

今日はリノベーションを現在検討中の方にとって、これからのリノベーションでこの設備は是非取り入れるべき設備をご紹介します。その設備とは、「ユカリラ」という設備なんですがご存じでしょうか。私も最近取り扱い代理店のかたから説明を受けたばかりですが、このユカリラと言う設備取り入れて損はないと思いますのでご説明していきたいと思います

ユカリラとは?

さてこのユカリラとは全空気式床冷暖房システムのことで、簡単に言うと専用のエアコン1台で床下に冷気または暖気を送りその空気で、全部屋を冷暖房するというシステムです。

ユカリラより画像引用

もう少し掘り下げていくとエアコンの冷気・暖気をダクトを使って床下へ送り、ふく射パネルという部材を通してふく射熱に変え空調するシステムになっています。ではふく射熱とはですが、熱の伝わり方には3種類あって「熱伝導」「熱伝達」「熱放射」という熱の伝わり方があります。

簡単に言うと、熱伝導はフライパンで温めたイメージ 熱伝達はコンロでお湯を沸かすイメージ 熱放射は電子レンジで温めるイメージです。このうちの「熱放射」がふく射熱という熱の伝わり方で、離れた場所にある物をエネルギーを使って熱を伝えます。ユカリラはこのエネルギーがエアコンの風になっています

ユカリラを導入するメリット

ユカリラを導入するメリットは、なんといっても光熱費の削減ではないでしょうか。いままで各部屋に設けていたエアコンが1台設置することで、各部屋同じ温度に設定できるのでエアコンの無駄を省けるという点です。

また各部屋同じ温度にできるという事は、冬場リビングで暖かく暖を取っていた時に廊下やトイレなどに出た時のあの寒さがなくなるという点です。これは夏場も同じです。特にマンションは、玄関・廊下とリビングをドアで仕切る場合が多いので、ユカリラの様な各部屋が一定の温度に保てる空調システムは向いていると思います。

メンテナンスの面も複雑なことはなく、エアコンからダクトという部材を通して床下に送り込んでいるのでエアコンのメンテナンスだけで済むという所もあります。わざわざ床下を捲る必要がないという利点は、後々の事を考えるとメンテナンス的には有利だと思います

ユカリラは、エアコンの様に風の直撃がないというメリットもあります。エアコンとは違い空気を床に設けた吹き出し口から吹き出すので、風と感じない冷暖房で体に優しいという利点もあります

ユカリラを導入するデメリット

デメリットとしては、初期設備に費用が掛かる点です。専用のエアコンを天井に取り付けたりエアコンからの風を床下に送るダクトという通り道や専用のパネルなどを設置する必要がある点です。しかし長い目で見るとランニングコストが抑えられるので、デメリットという点では最初だけかもしれません。

そしてもうひとつのデメリットが、各部屋それぞれで温度を変えることができない。と言う点です。リビングは28度、洋室は25度といった設定は出来ない点があります。しかし各部屋一定の温度とすることは、各部屋で温度差がないということですので、体に優しいという事が言えます。

ほぼどんな床材にも対応できる

無垢材に床暖房という組み合わせをリノベーションで取り入れる方が増えています。この場合一番の問題点が、床暖房で温めた時に無垢材が反ったり、隙間ができたりする場合があります。これはどんなに丁寧に施工したり、床暖房対応の無垢材を使っても起こる可能性が大です。

しかしこのユカリラはそういった床暖房と無垢材で頻繁に起こる反りや隙間が、ほぼ起こらないという利点があります。また畳やタイルなどの床にも対応ができるという点では、床暖房を採用する場合に比べて床材の選択肢が広がるという点は、非常にメリットだと思います

これからのリノベーションは空調システムも考える時代

昨今新築住宅では、ほぼ当たり前になってきた全館空調システムや各部屋で温度差のない空調システムですがマンションや戸建てリノベーションでは、まだまだそこまでいってません。しかしリノベーションを検討中の方の多くが、冬の寒さや夏の暑さ対策をリノベーションの際に求める方が多いのが現状です。

しかし今までマンションのリノベーションで、ユカリラの様な空調システムが少なく断熱材や窓の室内側にもう一つ窓を作る内窓などで対応するしか方法がなかったですが、ユカリラの様な空調システムをプラスすることで住宅の性能を向上していくリノベーションになってきています。これからリノベーションをと言う方、ユカリラの様な空調システムを取り入れていっては如何でしょうか

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