リノベのプランニングの考え方

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私たちのマンションや戸建て住宅のリノベーションをプランする時のプランニングの考え方についてご説明致します。

間取りの考え方

私たちのリノベーションの間取りの考え方として、第一に「キッチンを部屋の核」として考えます。キッチンを中心にトイレや洗面所・各部屋へとアクセスする間取りとすることで、必ず誰かがいるキッチンから家全体が見渡せる様になる為、常に家全体の様子がわかるからです。

またキッチンを中心とすることで、洗濯などの家事動線が比較的とりやすくなる。と理由もあります。

断熱・結露対策は怠りません

中古マンションや戸建て住宅は、現在の様に断熱性能があまり良くないです。マンションの場合北側の部屋は、必ずと言っていいほど結露しています。せっかくリノベーションしても、この結露対策をしっかりしていないと洋服や家具がカビだらけになってしまいます。結露を防ぐには断熱性能を上げ、しっかりと対策することが重要です。また戸建て住宅では、マンションの様に気密性があまり良くない為冬寒く感じます。寒さを防ぎ、結露をしっかりと防ぐ対策をしっかりすることで、より良い住まいにするのもリノベーションです。

その為には今の断熱材からより良い断熱材にしたり、既存の窓の室内側にもう一つ窓をつける内窓などを設置することで、断熱性能を上げ結露を防ぐ対策もしっかりとリノベーションでは取り入れます。

ドアの考え方

今の住宅のドアは、ほとんど「開きドア」と言われる開くドアが主流です。その理由は、取付が簡単で作業効率が良いという理由があります。また欧米化による変化という理由もあります。開きドアは、作業効率などが良いという点もありますが、危険性もあります。

日本は、廊下から部屋に入る間取りや廊下と廊下に面して配置される間取りが多いです。その為開きドアを開けた時にドアが人に当たったり、ドアを一旦閉めないと部屋に入れない。といった現象がよくあります。

こういった問題点を解消するために、私たちでは「引戸」と言われる引いて開けるドアを採用する場合が多いです。

水回りの床やタイルについて

洗面やトイレ・キッチンなどの床は、あまり無垢材のフローリングを使わないようにしています。その理由として、水回りは水はねなどが頻繁に起こりやすい所の為、出来る限り水に強く比較的交換が容易な素材(フロアタイルやフレキシブルボードなど)を使うようにしています

照明の考え方

照明については、極力「電球色」と言われる暖かみのある電球を使うようにしています。電球色を使う理由として蛍光灯色に比べて明るすぎず暖かみのある色の為、リラックスしやすいのではと考えるからです。但しキッチンや細かい作業をするへやなどには、蛍光灯色などを適材適所に取り入れます。

また主となる照明には、「ダクトレール」と言われる照明器具の位置が簡単に変更出来たり、器具の個数を増やせたりするものを使います。そうすることで、住んでから明暗の調整がしやすいようにしています。

収納の考え方

収納スペースは、比較的多く取るようにしています。収納の量は、個々で違いますが収納スペースが多いに越したことはなく、また電化製品などの説明書などの収納に困っているなどという事もよく聞きます。それらをまとめて収納することで、すっきりとするのではないかと思います。

また収納には、「見せる収納」と「隠す収納」があります。あえて見せて収納するのか?もしくはドアなどを付けて隠す収納にするのか?を適材適所で判断し、またどちらが良いのかお聞きしそのうえでそれぞれの最適な方法に合わせています。