中古マンションでの造作キッチンについて
中古マンションをリノベーションとご検討中の方に造作キッチンについてご説明していきたいと思います。
造作キッチンとは?
まずは造作キッチンについてですが、メーカーさんなどのキッチンとは違いその人にあわせて作られたキッチンの事を言います。キッチンの高さや収納の位置、水栓の種類、食洗器の有無など使う人の意向を組んだキッチンです。造作キッチンですが、家具屋さんが作ったり大工さんが作ったりとそのキッチンの難易度によって作る人が変わる場合があります。
ワークトップの種類も様々
造作キッチンは、メーカーさんのキッチンの様にワークトップ(天板)が数種類だけとは限りません。ステンレスやメラニン板・タイル・モルタルと様々は素材を選択することができます。一般的に造作キッチンでもよく使用されているのがステンレスですが、その中でもヘアラインという仕上げ方法とバイブレーション仕上げやエンボス仕上げとステンレスの仕上げにしても選択肢が3種類ほどあり、使う人の意向にあった素材を選択することができます
造作キッチンといっても作れる許容範囲がある
メーカーさんのキッチンは、ある程度の寸法が決められていますが造作キッチンは寸法も自由度が高いです。しかし造作キッチンでも作れる許容範囲という物があります。横幅は比較的自由度がありますが、出幅は一定の寸法までしか作れません。例えばワークトップをステンレスにした場合などは、出幅1mまでしか作れません。それ以上ももちろん作れますが、ワークトップに継ぎ目が出たりしてきます。また食洗器を組み込む場合は、長さが最低2.3mは必要になってきます。
複雑になるとコストが上がる
造作キッチンは、一般的にコストが高いと思われがちですがメーカーさんのキッチンより少しコストが上がるぐらいです。しかし収納が沢山欲しいからといって引き出しをいたる面につけたり、複雑な収納方法を採用するとコストは一気にアップしてしまいます。引き出しを沢山つけたいや複雑な収納方法をどうしてもつけたい場合は、無難にメーカーさんのキッチンを採用するほうが、コストやメンテナンスの面を考えると断然得です。またL型キッチンのように特殊なキッチンの場合は、I型を2個作ってつなげる感じの方がコストが抑えられる場合があります
ポイントを押さえながら賢く取りいれる
造作キッチンをリノベーションで取り入れる際には、出来るだけ複雑な構造はやめ最低限必要な引き出しの数にし、背面にカウンター収納などやパントリースペースなどといった物と上手く兼ね合わせて取り入れる方が、コストも抑えられます。リノベーションで造作キッチンを取り入れる場合は、今のキッチンでの問題点を把握しどれだけの収納があれば足りるのかなどを整理してから考えるようにしましょう
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