マンションや戸建住宅の収納問題「収納率」守れば大丈夫??

リノベーション相談室

マンションでも戸建て住宅でも「収納」に困っている人が多いようです。床面積に対してどれだけ収納があるか?を示す指数の一つに「収納率」という数値があるんですが、一般的にマンションでは「8%」戸建て住宅では「13%」と言われています。100平米の床面積だとそれぞれ8㎡・13㎡以上を確保しましょうという事です。部屋の帖数で言うとおおよそ6帖もしくは8帖程度収納があればいいですよ。という事になります。

でも実際のマンションや戸建て住宅でこれだけの収納スペースがあるのか?となるとほとんどないのが現状です。その為に「収納」に困っている人が多いのだと思います。一概に必要な収納スペースと言っても人それぞれ収納する物も変わってくるので、この「収納率」はあまりあてにならいと思います。

例えば大きな収納スペースを確保したとしても、そこに収納する物が使う場所の近くになければ使いにくい「収納」となってしまいますし、単なる収納スペースがあればいいという事ではないような気がします。

例えばこちらの場合、トイレの前に収納スペースを設けています。トイレットペーパーや掃除道具などその部屋で使うと思われる物をその部屋の近くに収納出来れば使いやすい収納となるんではないかと思うんですね。

戸建て住宅の1階で考えると階段下収納ぐらいしかない場合がほとんどだし、2階もクローゼットぐらい。更にマンションになるともっとひどく廊下に小さな収納と各部屋に少しあるクローゼットくらいでしょうか。どちらの建物もLDK周りの収納計画が物足りないところだと思います。

リビングで考えると掃除機などが収納出来れば便利だと思いますし、キッチンだと食品のストックができるパントリー的な収納があれば便利ですし、そうやって考えると「大きさ」も大事ですが、「位置」の方も重要になってくるんではないかと思うんです。また奥行も大事だと思います。例えばふとんを終うのには、奥行80センチぐらい必要でこれは布団を折りたたんだ時の大きさが75センチぐらいなので、取り出しやすい奥行がおおよそ80センチぐらい。一方小さな小物類を収納する箇所だと、奥行をあまりとりすぎると無駄なスペースができてしまい「使いにくい」となってしまいます。

リビング近くに収納を設けた事例

 

そうやって考えると、収納の広さも大事ですが「何をどこに収納するのか?」という事を検討して、収納する物の大きさにあわせて適材適所に収納を設ける方が、使いやすい収納となるのではないかと思うんです。

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