リノベーションを思い立ったらまずは考えてほしい事

リノベーション相談室

昨今のリノベーションブーム。テレビや雑誌など新築よりもリノベーションを特集する所が増えてきています。それでけリノベーションを考えている人の需要が新築よりも多くなってきたという事だと思います。

しかしリノベーションを思い立った時に、少しだけ検討してみてほしい事があります。それはどういう所にリノベーションをお願いするか。という事です。今のリノベーション業界は、沢山リノベをしている所があります。それぞれに得意としているテイストや考え方などさまざまです。

そんな中からリノベ会社を選ぶことは、大変な事だと思います。リノベーションは、基本的に「誰でもできる」という事を私たちのブログでもお伝えしてきています。リノベーションは、リフォームの延長ではなく、新築となんら変わらないという事をもっとリノベ会社や私たちの様なリノベに取組んでいる者は、自覚しないといけないと思います。

建築士免許や建設業免許の無い所が、平気でリノベーションやリフォームをしている。その弊害が、先日の様な地震で出てくる「悪徳」行為です。きちんと免許を持っていれば「安全」という事ではないですが、免許をもっていると、そのような行為をすると「取り消し」になり仕事が出来なくなってしまいます。

建築業界は、一般の方が思っているよりも非常に緩い業界です。例えば私たちの様な設計事務所でも、建築士を持った者が在籍していれば、建築士事務所として登録できます。その為中には、名前だけかしている事務所も存在します。

こういう所は、打ち合わせの時だけ建築士を同席させている場合があります。今インターネットなどでその会社の情報は、簡単に確認できます。一級建築士事務所登録とか建設業免許登録とか記載していますが、上記の様な場合も考えれます。

また建築士事務所登録でも、1級なのか2級なのかでまったく異なってきます。今の建築業界は、誰もができる状態です。本来こういう状況は、国が改善するべきことです。しかしそういう動きは全くないのが現状です。

そういう所を排除していくには、「そういう所に依頼しない」という事が重要になるのですが、リノベーションと言う言葉が浸透してまだまだ浅い為、今のリノベーション業界は、宅建免許でも出来てしまう様な状態です。

こういった所を改善していかなくては、今後も「見かけだけのリノベーション」が増えていく一方ではないかと思います

この記事を書いた人

吉村章弘
吉村章弘一級建築士
神戸・宝塚・西宮周辺を限定にマンション・戸建住宅にちょっと無骨な空間にレトロやアンティーク・ビンテージをプラスしたスタイルのリノベーションを専門にしている一級建築士事務所です。
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