神戸で建築士と作るリノベーション

リノベーション相談室

今お住まいの中古マンションや中古戸建住宅または、中古物件を購入してリノベーション。こんな間取りやあんな雰囲気にしたい。こういう素材を使いたい・・・などなど思い描くリノベーションを建築士と一緒に作ってみませんか?

リノベーションやリフォームは、新築と違って建築の資格がなくてもできる。という事をご存じですか?リノベーションは、今ある建物の「ハコ」を利用して新たらしく部屋を広げたりキッチンの位置を変えたり、間取りを変更します。その為今ある建物の構造を損なわずに、部屋の配置やキッチンの位置などを検討しなくてはいけません。

例えばマンションの場合、ほとんどが「ラーメン構造」と言われる柱と梁で建物を支える構造で作られているのが多いですが、柱と梁さえ触らなければ問題ない。と思っているのは大きな間違いです。キッチンの排水やお風呂の排水など決められた位置に持っていくにはどうすればいいのか?など構造関係以外にも検討しなくてはいけないことが沢山あります。

一方戸建て住宅の場合になると、マンションより更に検討することが多くなり安易に柱などを抜いてしまうと倒壊してしまう事もあります。本来リノベーションやリフォームも新築と同じできちんと「建築の資格」を持った者しかできない。と言うのが当たり前なのですが、現実は違います。

デザインや部屋の雰囲気を重視するのもわかります。しかしそのデザインや部屋の雰囲気を作るには、元となる「その建物がどういう構造か」という事を理解していなくては出来ません。リノベーションは、新築と違い必ずしも図面通りにできません。予想外の柱や壁があったという事が多々あります。その時に瞬時に判断できる建築の知識が必要になってきます。それらをかなえ備えているのが「建築士」です。

建築士にお願いするとなると少し抵抗が・・・という風に思う事もあると思います。一昔前までは、建築士となると自分の意見を通す人などが多かったですが、今はまったく違います。(中にはいますが・・・)

今いろんな所でリノベーションについて学べるところがあります。リノベーションについて学ぶことは大事です。でもその情報がすべて正しい。とは限りません。建築にも色々な方法がありそれが「正解」という事がないからです。デザインや雰囲気は言ってみればリノベーションの最終過程であり、そのデザインや雰囲気に持っていくにはどうすればいいのか?そのハコに対してどう対応していきばいいのか?が大事になってきます。

とは言っても何も難しく考えることはなく、どんな風にしたいとかこんな風にしたい。あそこのお店の感じが好きなんです。とか思ってるイメージとか今の住まいの困りごとなど相談し、それらを踏まえてその「ハコ」に対してどう解決できるかを考えて設計するのが、建築士の役割なんです。

まずは思い描いているイメージやリノベーションの事や困っていることなどを建築士に相談してみて、合わなければお断りすればいいだけなので、リノベーションについて相談してみてはいかがでしょうか??

 

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