リノベーションでも流行が大事なのは解っているのですが・・・

リノベーションの裏方通信

洋服や音楽、常に「流行」があるようにリノベーションにも「流行」があります。ヘリボーンの床やアイアン・コンクリートを見せた壁や天井、スケルトン(踏み面しかない事)の階段と、リノベーションでも多用されています。流行を取り入れる事は、決して悪い事ではないと思います。「世の中の流行に常に敏感であれ」どんな職業でもこの言葉は大事だと思うのですが、今一度立ち止まって考えてみるのも良いのではないかと思い少し考えてみました。

少し前までの住宅事情というと、無垢材や本物の木を使った「暖かみのある家」というのが多かった様に思います。新建材と言われるテカテカのフローリングは避け、無垢材のフローリングを取り入れる所が多くなっていきました。それに従い各メーカーさんも出来る限りそれに近いフローリングをリリースしていき、今ではこれらの商品が主流になっています。「暖かみのある家」がなにも流行遅れという訳ではなく、今までこの「流行」に載っていた建築会社さんやリノベーション会社さんが、新しい「流行」に飛びついたという事だと思います。

流行にのるという事は、決して間違いではないと思います。これは住宅事情に関しても間違っているとは思いません。ただ本当に「自分たちの進める家はこれだ」と言う風に思っているから、今でも流行に流されず暖かみのある家という家を提供している所は、ブレずに提供し続けるのだと思うのです。

私たちで言うと、「レトロ・ビンテージ」というスタイルを提供していますが、「暖かみのある家」を求められると「無理」だとお答えします。その理由は、そういう雰囲気を作る事が苦手だし(作ろうと思えばできますが・・・)上辺だけで作れば必ずメッキが剥がれるのが解っているので・・・。だからオールジャンル出来る方を見ると凄いなぁと思います。

この先住宅事情もどんどん変わっていくと思います。今流行りのスタイルも数年後には違うスタイルが流行っているかもしれません。でもそのスタイルがどんなに変わろうと、木をふんだんに使った暖かみのある家が好きな人やレトロやアンティーク・ビンテージといった雰囲気が好きな人・北欧スタイルが好きな人など、本当に好きなら変わる事はないと思います。そして提供する側も自分たちが「得意」「自信がある」といったスタイルなら変わる事はないのではないかと思うのです。

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