あえて言います!リノベーションのショールームてなんですか??

リノベーションの裏方通信

突然ですが、住宅展示場という物にいった事ありますか?各ハウスメーカーさんの建物が見学できるところなんですが、これが「こんな家ほんまに建つの?」という様な家ばかりが並んでいます。ハウスメーカーさんの「これでもかっ!」という豪華仕様の家が建ち並んでいて、見学すると惜しみなく営業さんの餌食になります。

この住宅展示場なるものが、今リノベーションでも増えてきています。リノベーションのショールームという感じ。さて何を展示するのかなぁと少し考えてしまいました。というのもリノベーションは、「家つくり」だと思うんですがその人人の要望を聞きながら、その人だけのオンリーワンの家を新築よりも手軽に出来る様に。というのがそもそものリノベーションの始まりだったんですね。それが今リノベーションと言う方向がまさしく

「家を作る」から「家を買う」

という方向にまたなって行っているように思うんです。元々新築も「家を作る」だった流れが、業界の一部のミスリードで「家を買う」という風になってしまったのに・・・リノベーションという新たな家作りが、こうやって業界自らがダメにしていくんだと思うんです。

そもそも家は「作るもの」であって「買う物」ではないです。完成した物を買うという事が「家」ではおかしな事なんです。これはマンションでも言える事ですが、同じような間取りや仕様を使って「さあ!買ってくれ」という発想がおかしいんですね。住む人の要望を聞いて作っていくことが、「家を作る」ということだと思うんです。

だから本来「家」には、展示場やショールームなんかできる訳ないんですよね。なんか不思議ですね。リノベーションを提供している側は、作ります作りますと言っておきながらやっている事は真逆なんですもん・・・

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