イメージを掴みやすくする為にパース作成

リノベーションの裏方通信

リノベーションでの最初のご提案は、間取り図(プラン図)から始めるのですが立体的な部分とその部屋の雰囲気というか感じが掴みにくいという欠点があります。

実際平面図(間取り図)だけですべてがお伝えできる訳ではなく、「ここはこういう感じで高さを抑えて」とか「この部分はこういう風にするとどうですか?」という感じの補足材料としてパースを作成しています。パースは結構イメージが掴みやすいとご好評なのですが、一つ欠点があります。それは部屋の大きさまでは掴めない。という欠点。

6帖や8帖といった部屋の大きさは、皆さん結構イメージしやすい所ですが12帖や14帖といった大きさになるとなかなかイメージが掴みにくい所の様です。パースで部屋の大きさも本当はイメージ出来ればいいのですが・・・

実際に今進んでいる案件のパースで少しご説明します。

この部屋自体は、10帖で計画していますがパースでは10帖のお部屋の大きさは掴みにくいと思います。その代わりお部屋の雰囲気や立体的なイメージは掴みやすいと思います。例えばアールの壁はどんな風に見えるか?などは平面上では見えにくい部分もパースでは見えてきます。

また床や壁などの色もパースでは確認することもできます。アクセントとして取り入れる壁の色味を青にした場合、どんな風に見えるのか?なども確認できるので、どちらの色がいいのかなどと悩んだ時に一度仮想を見て確認できるので失敗は少ないと思います。

平面上だけでは掴みにくい部分をパースは補ってくれるので、リノベーション後にそのお部屋はどんな風になるのかなあ?といったお部屋の雰囲気を掴みやすくなるのかなと思います。

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