路地裏ショップの様な家
◎出会い編
大阪府茨木市にお住まいのFさん。中古戸建住宅を購入する事になりホームページからお問合せを頂きました。まずは、中古住宅の状態と現状を確認するために建物を一緒に見にいきました。
まだ売主さんが居住中でしたがお部屋を確認させて頂きFさんがご希望される間取りや部屋のイメージがご予算内可能かどうかを詳しくご説明させて頂きました。
鉄骨造3階建て住宅の為、窓や階段の位置を変更するとご予算内では難しい事をお話しさせて頂き、窓の位置はそのままで階段は出来るだけオープンにすることで、まずは間取りを考えていく事になりました
◎初回打ち合わせ編
Fさんには小さなお子様がいらっしゃったので、出来る限りご負担にならないようにFさんのお宅にお伺いしてのお打合せをする方向で、初回お打ち合わせを進めていきました。
まずFさんのご要望は、1階に広い土間が欲しい事とお子様の食器などが洗える様にキッチンのシンクは2層式をご希望されていました。またお部屋の雰囲気は私たちがご提案しています、カフェの様なお家をご希望されていました。
◎プランご提出編
ご要望をお聞きした後に、1階には広めの土間と収納と雨の日でも洗濯物が干せるスペースを確保し、2階はリビングを中心とした生活スペースを基本とし3階はプライベート空間とした寝室・お子様が大きくなったときの事を考えて子供部屋としたプランをご提出いたしました。
初回プランではご希望全てを組み込んだプランの為、ご予算がオーバーしてしまい何処を取りやめて何処を残すか?の検討を繰り返し繰り返し行い、最終的には、1階部分と2階部分に無垢材や珪藻土といったFさんご希望の素材を中心に持ってき、3階は、プライベート空間となるためクロスやフロアタイルといった、少し予算を抑えた材料で仕上げる事でご予算内に納まりました。
また打ち合わせを重ねる事に、Fさんご自身が使いたい素材をお話し頂き出来るだけ取り入れれるようにご予算を調整しながら、無理のないリノベーションが出来る様にしました
◎工事編
まずは、工事が始まる事を近隣住民さんにご挨拶させて頂きました。まずは解体工事から始まりました。実際に解体してみると1階に予定していた土間となる部分が、構造上取り壊せない地中梁とい梁が出てきたため、土間の広さを少しだけ狭くし、その分コートなどの洋服が掛けれるスペースを広くしました。
また打ち合わせの段階から、Fさんご自身で壁の1面を塗りたいというご希望があったため、黒板となる壁に「黒板塗料」を塗って頂きました。
塗り方のコツを掴むのに最初は苦労されていましたが、段々とコツを掴まれ綺麗に仕上がりましたコンクリートブロックや鉄・レトロな裸電球・経年劣化したような無垢材のフローリングオーク材のオリジナルドアなどレトロな雰囲気のカフェテイストのリノベーションになりました
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