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専門だからわかる!リノベで作る「古い雰囲気の家」

リノベーションでレトロに暮らす

リノベーションで古い雰囲気にしたいというご要望は多いです。レトロと暮らす・・・やビンテージで暮らす・・・と言ったテーマを決めてリノベーションされる方からのご相談を頂きます。そこで今回は、レトロやビンテージな雰囲気を専門としているからわかる「古い雰囲気の家つくり」について解説していきたいと思います。

リノベでの古ぽい家の作り方

マンションや戸建て住宅のリノベーションで古ぽい家をつくるには、床やドア・キッチンなども統一感を出すことが肝になってきます。ドアや床だけ古ぽい雰囲気にして、その他は新しいままだと統一感がなくなってしまい古ぽくした部分と新しい雰囲気の部分との差が激しくなってしまい、雰囲気が一気に壊れてしまいます

リノベーションで古い雰囲気をだすコツとしては、この統一感をまずは肝において考えていくと良いです。

ドアや床を古い雰囲気につくるには?

リノベーションで古ぽい家にする場合、ドアや床は比較的古く見せるのが簡単です。古ぽくみせる方法として、最も簡単でコストが抑えられる方法が、オイルやワックスという物でドアや床に着色する方法です。

ワトコオイルやブライワックスなどと言われる物が代表的にあげられます。これらを使って古い雰囲気にドアや床を仕上げていくと簡単に古い雰囲気が出せます。オイルやワックスを塗るだけでも古い雰囲気は出せますが、塗る前にヤスリなどで傷をつけてあげると言うひと手間加えると、その傷となった部分にオイルやワックスが更に浸透しより古い雰囲気になります。

メーカーの物は極力避ける

最近はパナソニックさんなどからも古い雰囲気のドアや床なども出てきています。しかしこれらは木目をプリントしたシートが張られている為、そのドアや床にオイルやワックスを塗ると弾いてしまうために塗ることができません。

古い感じのドアや床を作るには、無塗装品という物を選ぶ必要があります。ドアなどはオリジナルを作ってしまうのがもっとも古い雰囲気を出すのに適していますが、コスト面で少し高くなりがちです。そう言った場合は、メーカーさんの中でも、無塗装品というものを扱っているメーカーさんもあります。

例えば、ナガイさんというメーカーはある程度のオーダーも聞きますし古い雰囲気に塗装もしてくれます。

こういったメーカーさんの中でも無塗装品という物を選ぶことによって、コストを抑えながら古い雰囲気に仕上げることもできます。

統一感がおしゃれにみせるコツ

せっかくドアなどを古い雰囲気にしてもインテリアなどがずれていれば台無しになってしまいます。統一感をだすことがオシャレにみせるコツです。

古い雰囲気にしたいからといって、古い感じの物でお部屋をまとめるのではなくその色に近い物を選ぶようにしてあげるという事です。例えばダイニングテーブルなどは、ドアの色を茶系にしたなら同じ茶系を選ぶようにしてあげると統一感がでてきます。

また照明なども真鍮やアイアン・黒や青・緑系などにし、電球もどちらかと言うと黄色味の明かりの電球色にしてあげるとお部屋の雰囲気は、グッとよくなります。色んな色を取り込んでしまうというのが失敗する人の特徴です。

まとめ

リノベーションで古い雰囲気の家を作るには、なにもオリジナルばかりを使う必要はありません。ホームセンターで売っている木の板にオイルやワックスを塗って棚板にしたり、メーカーさんの無塗装品などを利用していけばコストを抑えながら古い雰囲気の家を作ることができます。

アンティークやレトロ・ビンテージと言ったスタイルが好きな方、リノベーションで古い雰囲気の家を作ってみませんか。

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