戸建てリノベーションをする時に階段の場所変更は可能??

リノベの基礎知識(戸建住宅編)

投稿日:2021年11月18日 | 最終更新日:2023年7月20日

中古戸建住宅をリノベーションする時に、「階段」もポイントになってくるのではないでしょうか?元々の階段が急だったり位置が悪かったりと階段もリノベーションで何とかしたい。と言う方が多いのが現状です。リノベーションの際に階段を変更する方法は、大きく分けて2つあります。今回は「階段」について解説していきたいと思います

戸建てリノベの階段の移動について

まずは階段の位置を変更して架け替える。という方法。この架け替えの場合どこでも階段の位置を移動できるという訳にはいきません。2階までの高さと階段の長さを考慮し、必要な階段の長さと段数、上り下りするのに問題ないのか。などを検討する必要があります。また移動先に梁などが階段の途中に出てこないか、出てくる場合は梁を移動できるか。も検討しなくてはいけません。

階段の位置を変更して架け替える方法の他に、元々の階段を利用して仕上げ材を変える方法があります。この方法は、位置を移動する際に考慮しなくてはいけないことを検討する必要がない反面、階段の位置は変わらないので階段を中心に間取りをどうするか?を検討する必要がでてきます。


また既存の階段を利用する場合は、手すりを変えてあげたりすることで雰囲気も変わってきます。

戸建て住宅のリノベーションでは、必ず階段も関係してきます。今の位置から変更して架け替えるのか。それとも位置は変えずに新しく階段を設置するのか。または既存の階段をそのまま利用して仕上げ材を変えてあげるのか。階段ひとつで間取りの考え方も変わってきます。またコストも階段の位置を変え架け替える場合の方が、コストが高くなり既存の階段を利用した方が、コストは抑えられます。

階段を架け替えるという工事は、結構大掛かりな工事ですが階段の位置を変えて架け替えた方が、理想の間取りに影響が出にくい場合が多いです。その分コストも高くなりますが・・・

戸建てリノベーションの際には、階段をどうするのか?も重要な要因になってきますのでコストとバランスを考えて架け替えるのかそれとも今の位置のまま利用するのかを考えてみては如何でしょうか。

私たちでは、中古物件探しから内覧・リノベーションに関するご相談など受け付けています。リノベーションに特化した一級建築士がご対応していますので、お気軽にお問合せ下さい。

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