子育て世代のリノベーション!子供部屋はどうする?

リノベの基礎知識(マンション編)

投稿日:2023年1月17日 | 最終更新日:2023年8月2日

子育て世代の方にとってのリノベーションで悩むポイントのひとつが、「子供部屋」ではないでしょうか。部屋の大きさや目の届く配置が良いのか?などなど子供部屋問題は、子育て世代の方のリノベーションでは悩まれている方が多いようです。そこで今回は、リノベーションを専門としている一級建築士が子育て世代のマンションでのリノベーションに的を絞ってご説明していきたいと思います。

リノベーションの子供部屋

子供部屋の大きさはどれくらいがいいのか?

マンションをリノベーションする時に、各部屋の大きさはどれくらいにするのか?は悩みどころではないでしょうか。特にマンションの場合限られた広さの中に、リビングや各部屋・洗面・トイレ・収納などを配置していくと必ずどこかにしわ寄せがでてきます。しわ寄せが出てきたときに、何処を優先するのか?が問われてきますが、その中でも「子供部屋」の大きさによって、リビングなどの部屋のしわ寄せが解消できる場合があります。

まず子供部屋の広さは、どれくらい必要でしょうか?6帖?8帖?この必要な広さは、住む方の考え方で大きく変わってきます。お子様は、将来そこにずっと住み続けるという事はほぼないと思います。それをまず前提に考えると、机・ベット・収納の3点が確保できる広さがあれば十分ではないでしょうか?

はじめから6帖の広さをとって作りこんだ時に、将来その部屋の使い道がある程度決まっているなら問題ないですが、そうでない場合その部屋は、ご夫婦お二人になった時に活用されない部屋になる可能性があります。子供部屋を3帖から4帖程度で作っておくと、将来お子様が出ていっても書斎や収納として活用できるのではないでしょうか。

将来分けれるように作っておく

子供が小さい間は、家族みんなで一つの部屋で就寝する。という子育て世代の方多いのではないでしょうか。こういった場合、最初から小分けに部屋を作るのではなく子供の成長に合わせて後々仕切れるように作っておく。という方法があります。

子供部屋がそれぞれ必要になってくるのは、小学校高学年からと言われています。その為その間まではひとつの部屋として使い、それぞれの個室が必要になった時に壁で仕切れるようにしておけば無駄なスペースが減ります。またあとから子供部屋を作るより壁だけを作るので、費用も抑えられます。

ただしこの時に注意しておかなければいけないのが、ドアと照明のスイッチです。将来仕切って使う場合の為に、最初からドアは2つ、照明のスイッチも2つと作っておきましょう。

子供部屋の位置は?

子供部屋の配置は、家のどこに配置するのか?も悩み所ではないでしょうか?親の目が届くところやプライバシーも重視してあげたいから極力リビングから離れたところに。と様々な考え方があると思います。

リビングに隣接させるのかや必ずリビングを通る位置に配置するのか?または将来のことも考えて完全にリビングから離したところに配置するのか考え方は様々です。一概に正解と言うものがないですが、リビング近くや必ずリビングを通る所に配置しておくと、将来子供部屋が必要なくなった時に使いやすい傾向があります。

まとめ

マンションの場合、部屋の大きさは限られてきます。今の生活環境も後々変わってきます。子供部屋の様に将来必要でなくなる部屋も出てきます。その為部屋が後から容易に仕切れたり、子供部屋から収納へと変化できる様にフレキシブルに出来る様に考えてリノベーションしてみては如何でしょうか。

私たちでは、中古物件の内覧・資料請求・リノベーションに関するご相談など受け付けています。リノベーションに専門の一級建築士がご対応していますので、お気軽にお問合せ下さい。

中古物件内覧の同行はこちら

オンライン・対面相談はこちら

リノベーションに関するご相談・資料請求のお問合せは以下からお気軽にどうぞ

ご相談

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事一覧

ブログリスト