設計事務所にリノベーションを依頼!メリットデメリットは?

リノベの正しい依頼先選びの方法

投稿日:2023年7月26日 | 最終更新日:2023年8月4日

リノベーションを設計事務所に頼んでいいの?設計事務所高そう・・・など思っていませんか?

設計事務所は高い!奇抜!押し付けられそう!昔からある設計事務所のイメージです。設計事務所は、リノベーション会社となんらかわりませんが、リノベーション会社と設計事務所ではリノベーションの進め方が根本的に違います

今回はその違いや設計事務所にリノベーションを頼むメリットやデメリットを説明していきます。

リノベーションも設計事務所でいいの?

設計事務所の仕事は、打ち合わせ・現地調査・プランや図面の作成に工事監理まで家が出来ていくまですべてに関わってきます。

でもリノベーションとなると、ほとんどの方がリノベーション会社を真っ先に探します。これは設計事務所に依頼しにくい。というのがあるのかもしれません。

リノベーションを設計事務所に依頼

では設計事務所にリノベーションを依頼するメリットとデメリットとはなんでしょうか?

設計事務所にリノベーションを依頼するメリット

設計事務所のほとんどが、1人や2人程度の小さな会社です。1人の人が現地調査や打合せなどすべて担当します。これはリノベーション会社では、ほとんどありえないです。

リノベーション会社は数十人規模の会社が多いので、それぞれに役割分担されている所が多いです。現地調査はこの人、プラン作成や打合せはプランナー、工事の監理はこの人。といった具合に担当が変わります。

設計事務所は少数精鋭の為、1件のリノベーションに対して担当が変わることなくしっかりと最後まで対応してくれるというのが設計事務所です。

次に設計事務所は、建築のプロという点です。設計事務所の多くが「建築士」の資格をもっています。リノベーション会社でも持っていますが、その知識の量が違います。

現地調査から工事監理まで、1人ですべて対応している場合が多いので経験値が豊富です。

設計事務所にリノベーションを依頼するデメリット

設計事務所は、少数の所が多いために多くの案件ができない。という所です。これは1物件に対して最後まで1人で対応しているからです。

またリノベーション会社の様にすぐに実行できる訳でなく、実行までに時間がかかる場合が多いです。その理由は、打ち合わせの回数制限がない場合が多く、また作成する図面の枚数などがまったく違うからです。

多くのリノベーション会社では、平面図という図面と数枚の図面にラフスケッチ程度でリノベーションの工事を開始します。設計事務所の場合、細部まで詳細な図面を作成します。その為リノベーション工事の開始まで少し時間が掛かってしまいます。

そのリノベ業者大丈夫?これだけの図面は絶対いる

リノベーション会社と設計事務所が根本的に違うのはこういった点です。

設計事務所のリノベーション設計料は高い?

よく言われているのが、設計事務所は設計料が高い。工事費の10~20パーセントとか言われています。一方リノベーション会社や工務店などの設計料は、2~5パーセントと言われていますが、これ皆さん鵜呑みにしすぎです。

そもそも図面の枚数なども違いますし、工事の状況をチェックする工事監理も含まれているわけです。またリノベーション会社や工務店の多くは、設計料を低くし工事金額にその差額分を上乗せしていたりします。

設計料は、皆さんからすると「余分な費用」と見えてしまう所です。しかしこの「設計」がない限り工事はできないのです。

注意点ポイント

設計料だけで判断するのではなく、全体の費用で判断

設計事務所のリノベーションはどこから費用掛かる?

設計事務所の費用はどの時点から掛かるのでしょうか?ラフプランから費用が発生するところもありますが、ほとんどの設計事務所は、実施設計に入る段階から費用が発生します。

実施設計とは、最初に提案用ラフプランを提示しそこから問題なければ実際に工事に必要な図面の作成に取り掛かかることです。

注意点ポイント

ラフプランから費用が掛かる所もあるので、何処から費用が発生するのかは確認するようにしましょう。

デザイン・コストのバランスも設計事務所は調整する

設計事務所はデザイン重視でコストは度外視!とよく聞きますが、いやいや・・・そんなわけないでしょう。

どんな工事にも「予算」と言うものがあるわけです。その予算内でデザイン的や機能性・コストなどすべてを考えるのに、設計事務所もリノベーション専門店も同じです。

ただ違うのは、コストを抑えながらデザインや機能性も考えた「アイデア」を豊富に持っているのが設計事務所ということです。

その証拠にリノベーション会社やリノベ専門店の施工事例をみて頂くと、ほとんどが設計事務所がコストやデザイン性などを考えて使用している物を「まるパクリ」したものばかりです。

また口コミサイトなどをみていると、やはり工事が実際に始まれば任せっきり。という所が多いようです。

まとめ

今回のおさらい

  • 設計事務所にリノベーションを依頼すると、小さい所が多いので多少時間がかかる
  • 設計事務所は小さい分、最後まで担当が変わることがなく対応してくれる
  • 設計事務所だから「設計料」が高いわけではない
  • デザインやコストを考えるのに設計事務所もリノベーション専門店も変わりはない

リノベーションを設計事務所に依頼するメリットやデメリットなどを見てきましたが、そもそもリノベーション会社と設計事務所は違います。どちらがいいのかは選ぶ人の判断ですが、どちらにもメリットやデメリットはあります。リノベーションの依頼先は、リノベーション会社一択ではなく設計事務所と言う選択もあるので説明してきた内容を参考にしてみてはいかがでしょうか。

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