投稿日:2020年10月5日 | 最終更新日:2023年8月10日

解体スタート

解体からスタートしていますが、元々柱が壁などに隠れて見えない部分が多々あったため解体後に再度確認しました。

壁などがすべて解体されると隠れてみえなかった柱や梁、建物の状況などがわかってき取れる柱や補強が必要な所などを大工さんを交え協議いたしました

元々お風呂として考えていたところには、上部の床を支える梁が入っておりその梁を支える柱がど真ん中にあったため、急遽プラン変更が必要になりましたが、なんとかカバーできました。木造の戸建て住宅の場合は、こういう事は付物なので如何に対応していくかが大事になってきます。

今回の物件は、築古物件に該当するため壁の補強をしつつ快適な住まいのリノベーションになる

下地工事

解体工事も終わり2階の下地工事へと進んでいます。今回は元々あった和室を洋室に変更し、サンルームとウオークインクローゼットとなります。

大工工事に平行して石膏ボードの継ぎ目のパテ処理も進んでいっています。

今回は2階建て住宅なので、2階から順に進めていってもらってます。2階の下地が大方できると大工さんが1階へ、そしてその後を追う感じでクロス屋さんなど仕上げ工事に進んでいきます。

大工工事

大工さんが現場である物を加工してくれていました。

木材を四角に組んで「窓枠」の製作中です。今回は一部の窓を交換しますので、大工さんが下準備をしてくれてました。

今回の物件は、築古物件なので窓に少し歪みがあるため「窓枠」の取付には、寸法の微調整が必要なため大工さんが、カンナで微調整しながら取り付けてくれました。最近は窓枠も取り付けるだけの既製品が多いのですが、こういう築古物件では、一から作るほうがその建物にあった物が出来るので、手間はかかりますがその分微調整が出来るので。

ユニットバスも設置されてきましたので、引き続き大工工事が続いていきます

枠取付

階下地が工事がほぼ終わり大工さんは1階へと入っていきました。

新しくなる壁や天井には、石膏ボードが張られて少し部屋らしくなってきました。またドアが付く箇所や開口となる所には、枠が取り付けられてきました。

左側の開口のところは、窓になる予定です。ここの物件は、光が入ってくるのが唯一正面の部分だけなのでこの窓から奥の部屋に光を取り込む予定です。

2階の大工工事が一旦終わった所なので、2階は少し落ちついていますがこの後クロス屋さんなどが入ってくるので、つかの間の静けさといったところでしょうか・・・

大工工事続き

引き続き大工工事が進行中です。

天井や壁に石膏ボードが徐々に張られてきました。大分間取りも見えてき段々と部屋らしくなってきました。

各部屋のドアは、1か所を除いてすべて引戸となるために引戸のレールが付くところには事前に合板の下地を入れて補強しています。この後壁や天井が石膏ボードで塞がれていくので、今のうちに下地などがきっちり入っているのかを確認しておきます。

リノベーションの中でも大工工事は、一気に進むところでもないのですが少しづつ着々と完成に向かって進んで行っています。これから暑くなってくるので、熱中症などに気付けながら大工さんもうしばらく頑張ってもらいます。

内装工事

大工さんが1階部分の大工工事に取り掛かっています。2階は大工工事が大方終わったので、クロス屋さんによる内装工事の方に入ってきました。

クロスが張られてくると一気に部屋が明るくなりました。クロス工事の方は、まだしばらく続きます。その一方で1階で大工工事中の方はと言いますと、玄関前に設置される木製の室内窓の枠が取り付けられてきました。

段々とこうやって色々な物が出来てくると、新たな部屋の全貌が少しずつ見えてきます。しかしこの時期の現場は、かなりの暑さです・・・

内装工事続き

前回に引き続き内装工事が進んでいます。各部屋のクロス張り工事とともに室内窓の枠組みもできてきました。

クロス屋さんがクロスの施工をしている間に、1階では大工さんが床のフローリング張りに取り掛かっています。

フローリングは無垢材の無塗装という材料の為、張り終わった段階で「オイルフィニッシュ」という仕上げになります。オイルを塗って色を付けます。無塗装状態では、少しのべっとした雰囲気ですが、オイルを塗るとまた違う表情になります。

また今回は、壁の一部に「古材風」に仕上げた木板仕上げの部分も仕上がってきました。互い違いに張る「乱張り」に仕上という張り方です。ここもいい感じの雰囲気に仕上がっていました。内装仕上げが進んで行くにつれ終わりが見えてきました。

建具工事

各部屋の造作ドアが設置されてきました。今回は「バーン金物」という金物を使っています。レール自体がお部屋のアクセントになる粋なレールです!

仮つり込みしたところ。まだドア本体は、無塗装の状態。このあとオイルフィニッシュというオイルを塗りこむ仕上げになります。また取手は、掘り込みの引戸取手を使っていますがアイアンのちょった無骨な取手にしてみても良いですね。

またこのバーン金物のいいところは、ドアが外しやすいという所。レールに滑車が掛かっているだけなのでドアを持ち上げて上げるとドアの取り外しが簡単にできる。もちろん下には、ちゃんと掘り込みがされているので落ちてくるっていう事はないです。

オイル塗装がされると、また違った表情になるので楽しみです。

クリーニング工事

内部のクリーニングも終わり、各養生が捲られ全貌が現れてきました。

今回もフローリングは、染色と言って無塗装の無垢フローリングに色をいれています。木目によってさまざまな表情がでてくるので、塗ってみて初めてどんな表情がでるのか?が楽しみのひとつです。いい感じの使い込まれた感じが出たと思います。また抜けなかった柱もポイントになって、ある意味よかったと思います。

玄関をあけてすぐに、室内窓を今回はデザインしてみました。下駄箱は、アイアンを四角に組んでもらい棚板を挟み込んだ仕様にしています。

今回は、古さもあるカフェぽい雰囲気に仕上げてみました。

外部の塗装

雨で延び延びになっていた外壁の塗装も終わり完成まじかです。今回外壁に使用している塗料が、「艶消し」という艶のない塗料の為少しでも雨が降っていると、雨の形が残るため晴れ間の続く日を待っていました。

塗装前は、白っぽい外壁にレトロなタイルが張られていました。玄関ドアも結構劣化していたので交換です。


塗装後は白っぽい外壁から黒味の掛かったグレー系の外壁に変わりました。タイルの部分も撤去するのではなくタイル上から塗装しています。

シックなかっこいい感じに仕上がったのではないかと思います。タイルだった部分も外壁のアクセントの様な感じに仕上がってこれはちょっと予想以上に良かったところです。

さて内部の方は、一足先に仕上がっていたので玄関から室内方向を撮ってみました。

ドア奥は、リビングへと続いていき手前の室内窓の後ろは2階への階段となっています。さて外部足場が外ればいよいよ完成です。また完成写真の方もアップしていきたいと思います。

お引渡し

さて神戸市兵庫区でリノベーション中だった戸建て住宅の方が、工事も終わりお引渡しを致しました。雨の影響で外壁塗装が当初予定していた時期より、少し伸びてしまいお引渡しの方を少し遅らせて頂きました。

グレー調の外壁と木目調の玄関ドアが良い感じに仕上がりました。内部は、レトロな雰囲気を基調としリビングを中心にキッチンと洗面などの水回りを分けています。リノベーション後とリノベーション前を比べてみて頂くとリノベーションすることで、築古物件も生まれ変わるのがご理解いただけると思います。

この物件のリノベーション後はこちらからご覧いただけます。「神戸市松原通の家

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